内容説明
国語教育研究の分野では、龍之介童話は第二次世界大戦前から教材として取り上げられてきたこともあって、論じられることも多かった。しかし、本文でもふれたように、総じて過小評価であり、テーマ主義的“読み”に立って、安易に切り捨てて顧みない論が大勢を占める。本書は、そういう現状もふまえ、著者なりの龍之介児童文学論を書いたものである。
目次
1 児童文学への関心(文学好きの家庭;幼少年期の読書体験;回覧雑誌での創作;龍之介と児童文学)
2 作品の世界(蜘蛛の糸;犬と笛;魔術;杜子春 ほか)
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