内容説明
初開業から100年を超える信州のJRローカル線。近代化の中で電源開発や観光と深く関わり、地域の暮らしや産業を支えてきた。過疎化やコロナ渦によって乗客が減少するいま、ローカル線の秘境駅や小駅はどのような環境の中で存続しているのか―。紀行文と280枚の写真でその魅力を素描しながら、沿線を100年のスパンで見つめる。
目次
飯山線(TOKYOの逆を行く;発電所の資材を鉄道で輸送 ほか)
大紙線(山とスキーと大糸線;南小谷~糸魚川の利用者急減 ほか)
小海線(東京で設立された東信軽便鉄道;佐久人による佐久鉄道 ほか)
中央西線(特急が13往復する幹線;信号所からの昇格駅 ほか)
飯田線(4私鉄を統合した飯田線;春秋の飯田線秘境駅号 ほか)
著者等紹介
久保田稔[クボタミノル]
昭和35年、長野県須坂市生まれ。金融業界誌の近代セールス社(東京)と銀河書房(長野市)を経て平成6年に有限会社川辺書林を設立。森と人、食と農、地方の課題等を中心に出版する。令和3年、法人格を抹消登記して個人事務所川辺書林となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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