内容説明
今日も満載「笑顔と喜び」。長野県箕輪町(有)泰成運輸の奮闘と、買い物弱者の実情を密着レポート。ボランティアか?ビジネスか?「おばあちゃんの女子会」なのか?人口減少、高齢化、地域経済の衰退に一輪の花。
目次
第1章 「にこやか号」誕生(「やっぱり自分で見て買いたいの」;他店にはない魚介類;買い物弱者は六〇〇万人というけれど ほか)
第2章 買い物の笑顔と素顔(買い物弱者とは誰だろう;「奉仕のつもりで来てるでね」;子供や若い主婦のお客さん ほか)
第3章 模索の中を走る(女性ルーキーの投入;通り一本違うだけで売上が伸びる;買い支えてくれるお客さん ほか)
著者等紹介
宮下武久[ミヤシタタケヒサ]
1967年、長野県長谷村(現伊那市長谷)生まれ。名古屋大学法学部卒業後、長野市の出版社に勤務し、97年よりライターとして独立。普段は企業広報、住宅誌などの仕事が多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
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『箕輪天竜音頭』は1989年にできた。3トントラック。もみじちゃんのゆるキャラにこやか号(10頁~)。買い物難民のために。町では月1回、各集落に移動図書館も走らせる。いわば、移動ショップ、移動ライブラリーのまち。真庭市も参考にしたいという移動ライブラリー。サンマにマグロなど、新鮮な品々を集落まで運ぶ(21頁)。乳母車を押して買い物にでかける(38頁)習慣があるのはお年寄りの健康づくりにも一役買っている。買い物弱者マップを苦労して作成(56頁)。住民を見守らなければできない地図。2015/02/17