内容説明
介護保険に頼らず、100歳の利用者も元気に働く松本市蟻ヶ崎の宅幼老所「愛ぶんぶん」。「おやき」と組紐細工の人形で“利益”を上げる宅幼老所は、介護予防につながる地域福祉のモデルとして全国的な注目を集める。普通の専業主婦が一念発起して町会にデビュー、町会長に就任して「福祉の町づくり宣言」を発し、宅幼老所を開設するまでの奮闘を当人が激白。福祉+女性+公民館=無限の可能性。
目次
第1章 介護保険に頼らない宅幼老所「愛ぶんぶん」
第2章 専業主婦の開眼
第3章 町会デビュー
第4章 女性町会長誕生
第5章 福祉の町づくり宣言
第6章 地域内分権(都市内分権)の未来
資料
著者等紹介
福島昭子[フクシマアキコ]
昭和7年(1932)長野県東筑摩郡麻績村生まれ。昭和60年、松本市社会教育ボランティア養成講座をきっかけに住民自治に参加。民生児童委員、蟻ケ崎西町会長、松本市婦人問題懇話会委員、松本市福祉ビジョン懇話会副会長、長野県男女共同参画推進委員、まつもと男女共生市民会議代表などを歴任。現在、松本市議会議員、長野県共同参画をめざす会会長、長野県立松本美須々ヶ丘高校同窓会長、蟻ケ崎西町会相談役、ふれあいお弁当づくり「あいの会」代表、宅幼老所「愛ぶんぶん」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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