内容説明
ヤスパースは多くの論者によって誤解されてきた。そしていまに至るもその誤解は解かれぬままである。明快な解題と斬新な新訳で「精神病理学総論」の真髄に迫る渾身のマニュアル。
目次
『新・精神病理学総論』―解題(「総論」の百年;第六部の各節・各段落の梗概;余話、あるいはアポクリファ;本書に出てくるヤスパース哲学用語略解;文献)
人間存在の全体(「精神病理学総合」第六部)(これまでに述べた精神病理学を振り返って見る;人間の本質に向けての問い;精神医学と哲学;健康と疾患の概念;臨床実践の意味)
著者等紹介
山岸洋[ヤマギシヒロシ]
1958年長野県に生まれる。1984年京都大学医学部卒。1988年‐1990年マインツ大学留学。現在、公益財団法人田附興風会医学研究所北野病院神経精神科部長、京都大学医学部臨床教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 五輪と戦後 河出文庫