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霜山徳爾の世界―ある心理学者にかんする私的考察

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  • サイズ A5判/ページ数 221p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784906502301
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1011

内容説明

苦悩する旅人たちの傍らで、異色の心理学者として生と死について呻吟し続けた徳爾の思索と肉声を精緻な考証で綴った珠玉のオマージュ。

目次

出会うということ
自作年譜を作らなかった霜山徳爾
『明日が信じられない』と『共に生き、共に苦しむ私の「夜と霧」』の相似性
冬いまだ去りやらず涙茫々枯草茫々―幽玄体という名の文章道
V.E.フランクルとの出会い
徳爾における幻覚と幻花
霜山徳爾的人間学とは?―徳爾の学的立場
霜山徳爾の戦争観と戦後観―徳爾の人間美学
「麗沢は兌なり」を貫き通す―「人師」ということ
醇化されていく“魂”のエピソード―うらをみせおもてをみせて徳爾かな

著者等紹介

畑島喜久生[ハタジマキクオ]
1930年長崎県生まれ。長崎師範学校、國學院大学文学部卒業。「現代児童詩」主宰。東京都公立学校長を定年退職後、白百合女子大学・東京学芸大学・山梨大学等の講師を経て、現在東京保育専門学校長、理事。二十年余、小学校国語教科書(学校図書)の編集に携わる。日本児童文学者協会会員、日本児童文学学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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