内容説明
マスコミで話題の「日本一思い出を大切にする整理屋さん」が書いた心もスッキリするお片づけ本。数千件の引越、遺品整理、お片づけの現場経験から生まれた「幸運を呼ぶ」ノウハウ満載!
目次
1章 人生の荷物、段ボール何箱分ですか?
2章 「ゆっくり引越をしたい」というニーズの発見―主婦だけの整理屋さんの誕生
3章 片づけられない人たち
4章 どうしよう、親の家・生前整理のススメ
5章 サマンサのスッキリ整理・実践編
6章 サマンサのスッキリ引越術
著者等紹介
杉之原冨士子[スギノハラフジコ]
1957年茨城県生まれ。東京家政大学家政学部卒業。結婚後、12年間専業主婦。子どもが小学校入学を機に運送会社にパート勤務。引越し営業を経て、引越し梱包サービスをはじめる。現場で片づけに悩んでいるお客様を目の当たりにし、整理収納の重要性を痛感し、整理収納アドバイザー1級、マスターライフオーガナイザー、遺品整理士を取得。2011年8月株式会社サマンサネット法人設立、代表取締役。一般社団法人日本ホームステージング協会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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竹本明
74
部屋を片付けなければと思いつつ・・・ふと目にした1冊。結論からいうと、捨てればうまくいく模様。しかし、なかなか捨てられないのが現状で、どうすればうまくいくか書かれてあった。物を減らしつつ、更に先のことまで考え、本当に必要なものだけを残していけば、スムーズに快適に片付けができそうである。また、引っ越しをすれば、家中の「もの」が見え、新たな環境で、新たな気持ちで生活ができそである。単純ではあるが、「片付け」を」ることの必要性について、重要なことがたくさん書かれてあった。2020/07/11
ねむねむあくび♪
57
図書館の本。我が意を得たり、という内容だった。大切なものを捨てる罪悪感を感じる世代には、片付けはともかく、捨てることは大変なのだろう。ひとつひとつを、必要不必要に分ける判断力も体力が要るし、判断力自体も老化する。老いて衰えた高齢者を責めるよりも、多少散らかっていても心安らかに老後を過ごして欲しい。この手のサービスが色々と増えているのも納得。親の家はまだ親の物なのだし。ミニマリストにはならないが、気力体力がある今のうちから自分の家の物は減らして、軽やかな暮らしを心掛けるほうがいいと思った。我が子のためにも。2018/09/18
パフちゃん@かのん変更
46
整理屋さんw(゜o゜)w 自分が死んだら全部捨ててねと言っても費用は高いのでしょうね(-_-;)う~ん、やはり今、使わないモノを捨てるのは今。①分ける②減らす③収める・・・どの本でも同じですね。使えるものはたくさんあるけれど・・・全部使えるものだと思うけれど、使っていないものはたくさんありすぎます。ステラレネーゼの旦那のモノは触っちゃいけないとして、自分の物、もっと減らすべきか(-_-;)2014/02/03
ごへいもち
21
あまり期待しないで読んだせいか良かった。ビジネスチャンス。引越業とは早く全部の物を新居に運ぶという常識を覆して片付ける気力も体力も無い高齢者に1つずつ要るか要らないか確認しながら持ちものを整理しつつ梱包していくのはニーズがありそう。費用は嵩むと思うのでリッチ層向けか。また親の遺したものを何も見ずに全て廃棄することは大事な物があるかもしれないし気持ち的にもできないという人を手伝うという仕事も。一人で片付けていて欝になりかけた顧客に感謝されたとか。経験があるのでとても良くわかる。(コメントに続2014/01/28
カタコッタ
18
断捨離、ミニマリスト、という言葉を知ってから色んな片付けの本を読んできたので、本書も再読になります。何故か、この手の本は再読した方が身に付く感じがします。既に手掛けつつあるので、成程ガッテン!と思う事ばかりでした。面白く一気に読みました。今のうちに少しでも持ち物を減らしておかないと、将来老人ホームに入る時困ります。トランクひとつの荷物しか持って行けません。裸ん坊で生まれ、何も持たずに旅立つのです。そう考えると身軽に成るのは簡単そうですけれど。執着心がいつになってもメラメラとあるのが自分でも困っています。 2021/08/05