出版社内容情報
《内容》 上巻は韓国国立博物館「李濟馬コーナー」に展示されている。明治維新の李王朝の頃大臣でもあった濟馬は、幾多の臨床経験から人間の体質を4つに分類し、体質別の治療法を完成させた。それが四象医学である。下巻では多くの漢方処方を用いて難病を治療した結果を、中国古典と比較しながら記述している。また、用いられる漢方処方と生薬の特徴・基本作用も詳述されている。治療に漢方を用いる医師はもちろんのこと、調剤薬局や漢方薬局の薬剤師も必読の書と言える。生薬の校訂は近畿大学薬学部教授の久保道徳先生にご尽力願った。 《目次》 第1編(上巻再掲)1章 四象医学解説2章 四象体質論第4編12章 少陰人腎受熱表熱病論13章 少陰人胃受寒裏寒病論14章 少陰人泛論第5編15章 少陽人脾受寒表寒病論16章 少陽人脾受熱裏熱病論17章 少陽人泛論第6編18章 太陰人胃院受寒表寒病論19章 太陰人肝受熱裏熱病論第7編20章 太陽人外感腰背病論21章 太陽人内触小腸病論第8編22章 少陰人処方23章 少陽人処方24章 太陰人処方25章 太陽人処方