出版社内容情報
《内容》 中年から発病する神経疾患・パーキンソン病の診断・治療、そしてもっとも大切なケアについて、医学最前線の知識と著者が数十年にわたる実地医療のかけがいのない経験をまじえて患者に語りかけるパーキンソン病克服の書。パーキンソン病のいろんな薬剤などのカラー写真と具体的な患者と家族の関係、介護法、そしてなによりも如何に患者は日常生活を過ごすべきか、まさに医師たるもののあるべき姿を治療・看護の医学的指導のなかに人間としてのあり方を示した福音の書。限られた医療法のなかで最前の治療法とはどうあるべきか? 各項目のキーワードを各ページで繰り返し示し、患者のリハビリもかねた、きわめて実践的で丁寧な記述は秀筆である。もっともわかりやすく実際的な書として、保健所、病院関係者で目下話題の書。 《目次》 書籍内容:1.パーキンソン病はどんな病気ですか。パーキンソン症候群とは違うのですか。遺伝するのですか。2.どのような症状が出るのですか。3.日本に同じ様な患者さんがたくさんいるのですか。4.診断はどのようにするのですか。5.どのような原因で病気が起こるのですか。6.どのような治療法がありますか。7.お薬の副作用にはどのようなものがありますか。8.パーキンソン病のお薬は、他のお薬といっしょに服用してよいのですか。9.日常生活でどのようなことに気をつければよいのですか。10.特定疾患の手続きはどのようにすればよいのですか。11.在宅療法を行う場合どのような援助が得られますか。12.尿失禁に悩んでいます。どのようにすればよいのですか。13.これからの新しい治療法・治療薬にはどんなものがありますか。用語解説索引