内容説明
構造物の立地や建物の耐震性を考える上で“液状・軟弱地盤”の対策は不可避な課題である。液状化のメカニズム・解析手法・対策と、阪神大震災で明らかとなった液状化被害を詳細に論述。
目次
第1章 地盤材料の液状化現象とそのメカニズム
第2章 地震による地盤の液状化
第3章 液状化危険度予測
第4章 液状化解析法と解析例
第5章 液状化対策法
著者等紹介
岡二三生[オカフサオ]
京都大学大学院工学研究科教授、京都大学工学博士(1978)。1972年京都大学土木工学科卒。京都大学大学院工学研究科博士課程、京都大学工学部助手、岐阜大学工学部教授を経て、平成9年より現職。この間、カナダのラバル大学客員研究員などを務める。専門は地盤工学、土質力学、地震地盤工学。昭和55年土質工学会奨励賞受賞、昭和61年土質工学会論文賞受賞、平成5年土木学会論文賞受賞、平成9年Award for Significant Paper,ICMAG、平成11年地盤工学会功労章受賞。地盤材料の構成式、計算地盤力学関係のテーマを中心に研究を行っている。現在土木学会、地盤工学会、日本材料学会、日本機械学会、ASME、応用数理学会、などの学会に所属し、学会関連で多くの委員、委員長を務める他、技術委員会、調査会など多数の委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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