目次
第1章 ことばによる戦いの歴史としての哲学史(人類の歴史は戦いの歴史である;哲学の四つの問い;学問は死闘である;認識論の歴史;倫理学の歴史;愛と死)
第2章 理性の微笑み知の楷梯(理性の探究魂の自己探究の歴史―イオニア学派からソクラテスまで;善と知と上昇をめぐる比喩;経験主義と合理主義の戦い;カントとドイツ観念論;知の楷梯をいかにして昇るか理性の探究の果てに;知の楷梯)
第3章 魂の内なる戦い愛と死の果てに(魂の内なる戦い;功利主義と義務論との戦い;フランス革命宴の後;愛と死の果てに)
第4章 知と愛知恵を愛し求めること(ソクラテスの死;問題と方法;ソクラテスの知恵の吟味;論駁の技術ソクラテスの問答の展開パターン;知恵を愛し求める;知と無知の狭間に;知の迷宮;美と善)
第5章 ひとの美しさの根拠魂の美学(飛花落葉死の微笑み)