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内容説明
日本テレビ界の奇才・現『浅ヤン』演出家が、20世紀最後のワンダーゾーンの秘密に迫る。
目次
プロローグ 私が金正日書記に魅せられた理由
朝鮮民主主義人民共和国と親愛なる二代目・金正日書記の基礎知識
長期政権の解明(自分の長所を臆面もなく言い続ける、ただし、自分では直接言わずに第三者に言わせる巧みな演出;国際親善展覧館に隠された恐るべきブラック・パワー;金正日書記が一見生産性のない巨大建造物を作り続ける訳に朝鮮民族の“血”があった;建国以来常に敵を作ることで人民にきれめなく話題を提供し続ける演出は見事;子供をつかって自分をイメージアップさせる金正日書記の戦略はさすがだ;政治の世界に大胆にも“漫画”を取り入れた金正日書記の発想は素晴らしい;贈り物で人の心をつかむ;自分の弱点を長所に転じる金正日書記の強気の発想がうれしい;北朝鮮の奥さま族の心をとらえて離さない金正日書記の類い稀なるファッションセンス)
これが金正日書記が求める朝鮮労働党の理想的女性像だ!
第一次テリー伊藤訪朝団視察レポート
「この世の楽園」か「凍土の国家」か…北朝鮮批判本・擁護本の徹底検証
金日成・金正日親子長期政権の最終解明
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
C-biscuit
15
図書館で借りる。かなり古く20年以上も前の本であり、金正日が中心に描かれている。しかも、著者がテリー伊藤なので面白い。この本を読むと、金正日が金正恩になっても全く変わっていないと感じる。20年以上前ともなると、日本はバブルの真っ最中で、なお格差があったように感じる。その時代に北朝鮮に行き、レポートしているのも面白い。サッカーについては、北朝鮮はアジア最強だったようで、このころできたJリーグと戦ったらどうだろうかとのコメントもあった。また、この時代から核をちらつかせているが、いよいよ現実のものとなってきた。2016/09/16
活字の旅遊人
8
命を大切に、と思いながら笑っていたあの日。
あや
6
まだ金日成が生きていた頃のテリー伊藤さんの北朝鮮本。未知な部分が多い北朝鮮についてわかりやすく描かれている。ちょっとちゃかしている部分も多い。北朝鮮の在り方についてお知りになりたい方の入門書としておすすめ。2020/03/15
(ま)
4
お笑い・バラエティ視点で笑い飛ばすしか無いのかもしれないが、かつて地上の楽圏と礼賛した政党やメディアがあった...2022/04/18
ジョニー出ッ歯
3
北朝鮮とは?唯一わかったのが、キム兄は芸術家肌って事だ!2010/10/10