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出版社内容情報
宇宙ステーションの歴史から制御理論、全体システムまで一望できるテキスト。改訂にあたり日本実験棟「きぼう」などについて加筆。
内容説明
「きぼう」と有人宇宙活動の全貌。話題の「きぼう」から、我が国のHTVやシャトル後継機「オリオン」までふれた待望の改訂版。
目次
第1部 宇宙ステーションとは何か(宇宙ステーションの成立;宇宙環境;基準系)
第2部 宇宙ステーションの軌道力学と軌道制御(宇宙ステーションの軌道力学;外乱要素と軌道制御)
第3部 宇宙ステーションの姿勢制御とロボティクス(姿勢のキネマティクスとダイナミクス;外乱トルクと姿勢制御;姿勢制御系の実際;宇宙ロボティクス)
第4部 宇宙ステーションのシステム(宇宙の中の人間;宇宙ステーション本体システム;システムとしての宇宙ステーションと軌道上支援システム)
著者等紹介
狼嘉彰[オオカミヨシアキ]
1939年生まれ。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授、宇宙開発事業団特任参事
冨田信之[トミタノブユキ]
1938年生まれ。元東京大学工学部教授、武蔵工業大学名誉教授
中須賀信一[ナカスカシンイチ]
1961年生まれ。東京大学大学院工学系研究科教授(航空宇宙工学専攻)
松永三郎[マツナガサブロウ]
1963年生まれ。東京工業大学大学院理工学研究科准教授(機械宇宙システム専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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大学の指定教科書だった。最近棚から出てきたので読み物として読んだ。私も宇宙と名のつく学科に居た時代があった(遠い目)。宇宙ステーションを知るなら格好の書籍ですね。ゲームに出てきたホーマン軌道とはなにかわかったのが良かった。あと閉鎖生活空間の発展段階とか。他方でⅢ部(§6~9)はほぼ読み飛ばした。機械工学の行列とベクトル表記(行列は[A]、ベクトルは{i}のように括弧を使う)はかなり好きじゃない。あとダイアディック(dyadic)なんて初めて聞いた。テンソル性を除いて二次形式にしか見えないが…2024/10/10