内容説明
CD誕生10年。ますます冴え渡る俵流コメント。クラシック音楽ファン待望の書下し。
目次
第1部 CD10年聞き方・楽しみ方・集め方
第2部 私の好きな曲・好きなCD毎週一枚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マーク
6
30 面白かった。「CDの低価格化もいきつくところまできた」⁉️ ●K107 モーツァルト ? ●ベートーベンpソナタ op90,109特に第3楽章 #27 #30 ●ベートーベン弦楽四重奏op127 #12 ●シューベルト ヴァイオリンとピアノのための幻想曲 d934 ●モーツァルト K606 ●フンメル ピアノ協奏曲#3,#2 ●シューベルト①pソナタ#18,17,19-21 ②連弾ロンドd608,951癒し最適→ピリス保有③ピアノのための舞曲 ●ハイドン #99,103 →# 2021/03/15
choku_tn
2
1993年刊行。ラフやフンメルなどの隠れた佳品、シューベルト「冬の旅」への思い入れ、邦人演奏家(齋藤秀雄、中山悌一)のレア盤の話…簡潔で読み手の好奇心を呼ぶ筆致。何と古澤巌まで出てくる。村上春樹の小説で有名になったシューベルトのピアノ・ソナタ第17番、近年再評価が進んだ信時潔の「海道東征」、ハンス・ノットの交響曲をこの時点で取り上げた先見の明にはうなる。グレツキの悲歌のシンフォニーと絡めた転換期の時代分析は現代(2022)の情勢にも通じるもの。
hr
0
今読むと、アンテナに引っかかってくる文章が多い。自分のCDの蒐集傾向を整理したくなってきた。2023/01/29