内容説明
火は、人間と精霊をつなぐメディアであった。情報の源流に向けて遡行していくと、そこには紙、伝書鳩、筆記具、活字…と人類が築きあげてきたさまざまな〈道具〉の発見がある。
目次
第1章 情報の道具学(“火”の発見と古代の光通信;ふね。異なる文明の発見;筆記具。キリスト教文化と羽根ペン;伝書鳩。大空に通信を運んで;紙。1000年にわたる世界巡礼;印刷術。知と信仰の解放;電話。遠い声の争奪戦;モールス信号。世界最初の統一言語 ほか)
第2章 北米ニューメディアへの旅(『USAツデー』の創刊事情―エレクトロニクスが生んだ第4のジャーナリズム;“日本上陸”は予定のプログラム―通信衛星使えば簡単;民間の“宅配サービス”出現―ファクシミリで手紙も;ファクシミリが活躍―DMに電子メール利用;需要多いCLS―コスト1通1ドル以下で発送 ほか)
第3章 祭りの伝達力ほか(日本の祭り;エッセイ抄)
-
- 和書
- 讃辞苑