内容説明
道元が説き世阿弥が形にし職人が継承してきた日本人の心と生き方。
目次
第1章 職人という存在(職人が果たしてきた役割;職人はなぜ優秀なのか ほか)
第2章 職人の世界観(なぜ、弟子入りは若いうちなのか;仕事は言葉ではなく、身体で覚えるもの ほか)
第3章 世阿弥の芸道(能の存亡の危機を感じて『風姿花伝』を書く;年齢に応じた稽古の大切さ ほか)
第4章 道元の思想(世阿弥の出家;道元の疑問 ほか)
著者等紹介
阿部孝嗣[アベタカシ]
1948年北海道生まれ。著述・編集者。『荒畑寒村著作集』(全10巻、平凡社)を始めに、雑誌・著作の編集に携わる。2006年より2016年まで、曹洞宗の機関誌『禅の風』や『禅の友』の連載で、各種職人やプロフェッショナルへの取材を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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