感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
71
人形劇の寸劇を見ているような気持ちになってしまいます。イソップのお話は全9編。「うさぎとかめ」「ありときりぎりす」「きたかぜとたいよう」といった、どれも有名で物語も、そらで覚えているものばかりが収録されているから、子どもも大人も楽しめますよね。しかも、文章も絵も素晴らしいので、さらりと読むこともできれば、何度も繰り返し読むこともできる絵本ではないかと思います。一話の物語もコンパクトにまとまっていて、4ページで、あっという間に終わってしまうのです。でも、その呆気なさが小気味よくて、癖になる感じなんですよね。2013/06/20
たーちゃん
30
【絵本ナビ】短いお話が何話も入っていました。どれも知っている話でしたが、まだ深い意味は息子には分からないのでまた大きくなったら読みたいと思います。2020/05/21
クリママ
28
イソップのお話、9編。有名なお話が簡潔にまとめられていていいのだけれど、小さい子供には、ちょっと解説が必要かと。2016/12/18
Lesen
24
「きつねとつる」「うさぎとかめ」「よくばりないぬ」「うしとかえる」「ひつじかいとおおかみ」「きこりとおの」「からすときつね」「ありときりぎりす」「きたかぜとたいよう」の9話。短い話の中にギュッと詰め込まれてますね。降矢ななさんの絵がすばらしいですね。犬や迫力あるオオカミ等々。オオカミの口の中から覗いているのが何とも怖ろしい。旅人さんの正体にいち早く気づいた子供が教えてくれました。脱ぎ捨てられた服のページにもお楽しみが。こういう話は新鮮で良かったらしい。2014/11/28
みさどん
23
子どもの中には、いそっぷのおはなしを知らない子も多い。これには有名な話ばかりが集められているが、シニカルな挿し絵がとても魅力的。「おおかみがきたー」の、口の中なんてゾワリ!自分の印象と大きく違っていたのが、肉をくわえた黒いブルドッグ。街中の、人がいっぱいいる橋だし、肉が落ちてもしょうがないなって感じになるのはなんでかなあ(笑)2018/02/10