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内容説明
現代のわれわれが、日本軍に学び得るものは非常に大きい。また管理学の原則的な教えが軍にルーツがあることをあまり認識していない若い人々にとっては、日本軍にかぎらず軍の実際の運用の中にそれを探究してみることも必要であろう。本書では、できるだけ多くの実例を示す。
目次
第1章 戦いから導かれた運用法則(機動力による主動的な作戦;政治家ヒトラーの素人戦術が破滅をもたらした;情報に基づいて計画をせよ ほか)
第2章 昔から巨大な軍隊組織とその運用(シーザーの戦闘;兵器の発達が運用を変えた;桂太郎のドイツ軍制度の導入 ほか)
第3章 教育と人事が勝敗を決める(人事が作戦の失敗をもたらしたインパール作戦;洗脳教育の暇なく始めたミッドウェー作戦;陸海軍のリーダーの特色 ほか)
著者等紹介
熊谷直[クマガイタダス]
本名・熊谷光久。昭和11年福岡県生まれ。本籍山口県。昭和34年防衛大学校3期(航空工学科)卒業。以後、防空関係部隊の指揮官勤務。また、防衛大助教授、防衛研究所戦史部所員、統合幕僚学校教官、航空幹部学校研究員などとしてリーダーシップ論、組織管理論、軍事・軍制史を研究・教育。参謀養成課程に当たる指揮幕僚課程修了。平成3年術科学校教育部長を最後に退官。現在、軍事史家・軍事評論家として、軍事史・リーダシップ・軍事制度の研究と著述活動。著書に『日本軍の人的制度と問題点の研究』(国書刊行会)、熊谷直名による著作に『日本の軍隊ものしり物語』(光人社)、『危機管理の手腕』(光人社)、『琉球・沖縄受難史』(新人物往来社)、『司令官たちの決断』(徳間書店)、『詳解 日本陸軍作戦要務令』(朝日ソノラマ社)その他多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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