内容説明
大坂の高麗橋と和歌山城下の京橋を結ぶ南北往来の主要道路。道は大坂を南下して堺、泉大津、岸和田、泉佐野、泉南を経て孝子峠を越え、和歌山へ。紀州街道沿いの名所・旧所を案内する。史跡探訪に必携の書。
目次
大阪市内(高麗橋と銀座跡―大阪を結ぶ各街道への里程計算の起点;道修町と少彦名神社―薬種業者の町、コレラ予防の神農さん ほか)
堺市内(堺という町―摂・河・泉三国の境、日本有数の産業都市の歴史;河口慧海生家跡―深い信仰心、探検家としても功績 ほか)
泉州・1(高師浜―海辺の松、白砂の幻夢;大王寺(大雄寺)―先進地は戦乱を誘うか ほか)
泉州・2(豪商、食野家跡―豪邸を一本の古松に偲ぶ;鶴原の地蔵堂―それぞれの由来で里人を守る ほか)
孝子峠越え街道(紀州街道の支道―加太淡嶋神社への道;宇度墓―紀王権墳墓の地、五世紀中頃の前方後円墳 ほか)
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