出版社内容情報
黄色、赤、青、黒、白の原色が、ネコのマックスとともに、本当の美しさはすべての色が混ざりあっていることに気づいていく。黄色、赤、青、黒、白の原色が登場し、自分がどんなにきれいで重要か、自慢を始めますが、子ネコのマックスを交えて、この世界の本当の美しさは、すべての色が混じり合ってできていることに気づいていきます。原画の色分解の段階から工夫を重ねたり、コラージュなど様々な技術を駆使してきた画家デュボアザンが、70歳という年齢になって、この世界の色の美しさの不思議を、とてもわかりやすく親しみを込めて、子どもたちに語っています。本書は、1974年にニューヨーク科学アカデミーの児童書部門賞を受賞。
ロジャー・デュボアザン[ロジャーデュボアザン]
原著
山本まつよ[ヤマモトマツヨ]
翻訳
著者等紹介
デュボアザン,ロジャー[デュボアザン,ロジャー] [Duvoisin,Roger]
1904‐1980。スイスのジュネーブ生まれ。子ども時代はスイスとフランスで過ごし、1925年に渡米。1938年、米国に帰化。手がけた子どもの本は40冊を越える。1974年にニューヨーク科学アカデミーの児童書部門賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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