斎藤一―新選組論考集

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784906062102
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C1021

目次

序章 斎藤一研究の夜明け前(林初代会長のコラム(再録)
新選組ブームと斉藤一
藤田五郎の容貌を考える)
第2章 生家、そして新選組時代(斎藤一生家考;土方歳三の帰京と新選組隊士第二次募集(再録)
斎藤一と高台寺党との関係(再録)
近藤勇の三浦休太郎宛書翰(再録)
士道と斉藤一)
第3章 戊辰戦争と斎藤一(流山と斉藤一(再録)
山口二郎と白河戦争
斎藤一会津転戦記(再録)
山口二郎と会津戦争)
第4章 斗南、そして西南戦争(会津の戦後、そして斗南藩藤田五郎として;藤田五郎警部補の西南戦争;警視隊戦死者の霊を弔う(再録))
終章(藤田五郎と明治警視庁剣術(再録)
藤田五郎の足跡)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えみ

7
斎藤一の史実。あまり史料がない斎藤に関して、嘘偽りない真の姿を感じることができる史実本は本当に貴重だと思う。新選組時代の活躍や出来事はそれなりに目にする機会もありましたが、今回は今まであまり触れてこなかった藤田五郎時代が詳しく記載されているのでとても興奮しました。藤田本人だけじゃなく周りの環境や時代、西南戦争出征では藤田が所属した隊の動向を当時の日記等の史料から細かく分析されています。彼が当時着ていただろう制服の情報や、武器についても書かれていて面白かったです。存在が身近に感じられ益々大好きになりました。2016/07/30

ゆぅ

6
今年出版された斎藤さんの本と比較しながら、白河の戦い以降を中心に再読。何度読んでも胸に響きます。白河口の戦いや西南戦争での動きが詳しく研究されておりとても勉強になります。この辺り詳しく書かれた本になかなか出合えずにいるので重宝しています。2021/10/27

ゆぅ

6
読み終えて貴重な一冊を手元に置ける喜びに満たされております。士道と武士道の違い、家系の話、戊辰戦争、斗南、西南戦争…明治期の藤田五郎さんの記録を辿りたくてもなかなか出会えず、西南戦争での戦歴の推察などとても勉強になりました。やそさんの謎の推測もなるほどと…時尾さんの行動の推測も一女として頷けるし胸にグッときました(驚きますよね…)。ゆっくり再読したい一冊です。2019/03/17

ものす

3
様々な観点からかなり現実に沿った調査・考察がなされていて、ここまで調査頂いたことに本当に感謝してもしきれない思いです。あくまで資料に基づいた論考で、時代背景から誠の意味を捉え直したり周囲の人々を明らかにしていくことで、改めて斎藤一の魅力と、新しい側面を発見させるものばかりでした。大切にします。2021/02/06

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