目次
第1部 研究会報告(伊勢地方の歴史と文化の課題―県史編さん事業を通じて見た三重県の史料保存と歴史研究の現状を踏まえて)
第2部 伊勢(三重)の歴史と文化(伊勢探訪;津藩校有造館―蔵書と出版をめぐって;猪飼敬所・斎藤拙堂・土井〓(ごう)牙―伊勢儒学の伝統
近世伊勢における文化の潮流―近世俳諧と本居国学を中心として
伊勢に誕生した三井高利にみる第三者と社会の認識
三重の伝統産業・萬古焼―古窯跡の発見と明治期博覧会資料を中心に
神宮文庫の歩み
農業からみた東アジア共同体論―東畑精一の場合)
第3部 日本の地域文化(清水幾太郎における「貴族」と「大衆」の系譜―『倫理学ノート』を中心に;史料紹介 佐賀県立博物館所蔵「諸岡正順書翰」について)