内容説明
本書は、R.A.ダール等による成果から約20年後に得られた、政治学的研究の大きな果実である。EUの中核六箇国における野党の性格と影響力を比較分析すると同時に、ダール以後の、議会内外にわたる多様で新しい野党の形態に注目する。EU六ヶ国の比較政治学的研究。
目次
第1部 野党の概念(ダール以後の野党政治の動き;ヨーロッパの「議会内野党」 ほか)
第2部 野党と政治の変化(イギリス―「大文字を冠した野党」から断片化した野党へ;フランス―正統性の確立 ほか)
第3部 議会外野党(イギリスの議会外野党:労働組合の事例;フランスの反体制極右勢力 ほか)
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