内容説明
セツルメント(都市の貧困地区に宿泊所・授産所・託児所などの設備を設け、生活向上のための支援をする社会事業、及びそのための施設)の研究を我が国で初めて論理的・体系的に行った記念碑的著作の新訂版。
目次
第1編 緒論(セッツルメントの意義;セッツルメントの社会的基礎)
第2編 セッツルメント史(思想史的背景;セッツルメント運動の発生;事業の発達;米国セッツルメント事業史;各国に於ける略史並現状)
第3編 セッツルメントの構成(組織及事業;我国に於ける労働者教育の必要)
著者等紹介
大林宗嗣[オオバヤシムネツグ]
1884‐1944。社会事業論者、研究家。わが国で最初に、セツルメント(settlement:都市の貧困地区に宿泊所・授産所・託児所などの設備を設け、生活向上のための支援をする社会事業、及びそのための施設)の研究を体系的・理論的に行う。ロバート・オーウェンの著作をいち早く翻訳・紹介した。渡米して学術研究やキリスト者としての活動に努め、帰国後は、大原社会問題研究所所員として勤務のかたわら、同志社大学で教鞭をとった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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