常に諸子の先頭に在り―陸軍中將栗林忠道と硫黄島戰

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常に諸子の先頭に在り―陸軍中將栗林忠道と硫黄島戰

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784905849483
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0021

内容説明

米軍の死傷者數が日本軍のそれを上囘つた唯一の戰鬪、硫黄島戰。今もアメリカでは、その未曾有の激鬪の有様が書物や映畫にやつて語り繼がれ、先人の「平凡ならざる剛勇」が稱へられる。しかるに日本では、名將「栗林忠道」の名前すら忘れ去られて久しい…。「アメリカとだけは戰ふな」、さう主張し續けた帝國陸軍屈指の知米派栗林が、皮肉にも米海兵隊の大軍を硫黄島に於て迎へ撃ち、壯烈な戰死を遂げる迄の實に見事な生涯を辿りつつ、昔も今も變わらない日本人及び日本文化の宿命的弱點を容赦なく剔抉する、アメリカ文學者による異色の栗林中將論。

目次

第1章 忘れられた栗林中將(アメリカを象徴する硫黄島記念碑;日米いづれ劣らぬ勇敢極る獻身 ほか)
第2章 知が力とならぬ文化(栗林とスミスの個性の激突;合理精神の論理の絲 ほか)
第3章 吾人將校ノ覺悟(軍人敕諭の近代的メッセージ;明治の軍人と昭和の軍人 ほか)
第4章 日本近代の本當の姿(硫黄島を訪ねて;最後ノ一瞬迄戰鬪ヲ續行セントス ほか)
第5章 二つの自己認識の相剋(皇室中心主義と栗林;我等ハ國民ノ儀表ナリ ほか)

著者等紹介

留守晴夫[ルスハルオ]
昭和23年(1948年)宮城県仙台市生。昭和46年早稲田大学第一政経学部政治学科卒業。昭和52年早稲田大学文学研究科英文科博士課程中退。早稲田大学文学学術院教授。アメリカ文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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むーむーさん

17
歴史仮名遣いに面食らったがそれはそれとして、シェークスピアやマックスウェーバーやメルヴィルやヘミングウェイや佐久間象山が出てくるのはいくらなんでも無関係過ぎないかと思った。筆者英米文学専攻みたいだけどだからといって牽強付会が過ぎるような。2016/04/03

手押し戦車

11
劣悪な環境で米軍をして敵ながら天晴れと尊敬されるほどの戦闘を展開した、敢闘精神と自己の責務への忠誠。こんな立派な日本人がいたことを誇りに思う。孤立無援の中で苦しい生の末に死んだ兵の無念を込め、大本営宛に「散るぞ悲しき」を含む辞世とともに日本の敗因を指摘する訣別電報をうつ勇気。しかし、大本営は失敗例に学ぼうとせず、不都合を隠蔽する。その体質は今でも解決されていない戦後の日本、栗林中将から突きつけられた現代日本への宿題だ!日本の防衛策を今一度見直すべきだ。ここぞというチャンスまでまつ忍耐力も大事2014/05/31

金吾

0
題材は興味深いですが文章が合わなかったです。2018/06/18

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