内容説明
これまでにいくつもの新図書館設立に指導的立場で携わり、現在も公立図書館の館長を勤める著者が、その豊富な経験を基に、良い図書館の諸条件、現在の図書館の問題点などを論じ、地域文化に根ざし、地域の市民に貢献する図書館づくりを提唱。図書館員、出版・書店関係者のみならず、一般利用者にも必読の書。
目次
地域と図書館
地域の図書館の現状
地域の生涯学習の拠点としての図書館
地域づくりと図書館
地域に根ざした図書館経営戦略
地域の図書館づくり私史
地域志向の図書館の支援
地域に図書館が意識されるための図書館員のあり方
地域の図書館と社会教育施設相互のあり方
地域で図書館の専門性をどう守るか
地域と図書館との接点を求めて
これからの図書館に望まれるもの
地域指向型図書館になるための十か条
終わりに
著者等紹介
渡部幹雄[ワタナベミキオ]
1953年11月大分県豊後大野市緒方町生まれ。大分県緒方町立図書館、長崎県森山町立図書館を経て初代滋賀県愛知川町立図書館長。東京学芸大学大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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