群像社ライブラリー<br> 春の奔流―ウラル年代記〈1〉

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春の奔流―ウラル年代記〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784905821656
  • NDC分類 986
  • Cコード C0398

内容説明

ヨーロッパ・ロシアの辺境ウラル山脈の山間をぬって走る急流で春の雪どけ水を待って一気に川を下る艀の輸送船団。年に一度の命をかけた大仕事に蟻のごとく群がり来る数千人の人足。死と背中合わせの人間たちの生きざま、息をのむ緊張の連続がまざまざと蘇るロシアのドラマチック・ルポルタージュの大迫力―。

著者等紹介

シビリャーク,マーミン[シビリャーク,マーミン][Сибиряк,Мамин]
1852‐1912。作家。ウラル山脈の鉱山町に生まれる。首都ペテルブルグの大学に通うころから文才を発揮、その後ウラルに戻ってからも辺境から真の人間ドラマと大自然の変化を描く中短編やルポ、長編小説、童話など数多く発表、中央の文壇で活躍していたチェーホフやクプリーンにも認められ、ウラルの地方文学を代表する人気作家となった

太田正一[オオタショウイチ]
詩人・ロシア文学者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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qoop

1
ロシア辺境の地ウラルで、艀を連ねて川を下る輸送船団の様子を活写した佳作。荒くれ水夫、出稼ぎの貧農、富裕層…まさしく〈板子一枚下は地獄〉の刹那的な世界に関わる多様な人々の姿を、土地の歴史と厳しい自然の描写を交えながら見事に伝える。ドラマティックだが過剰さはなく、むしろ淡々とした筆致が好ましい。騙されて恐水病の牛を肴に呑みかつ騒ぐサバトの如き少数民族の宴や、水妖セイレーンのように船を座礁させようとする川岸の住民達など、周囲の描写も充実しており短いながら読み応えがある。2014/10/03

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