内容説明
スタニスラーフスキイの後継者として、スタニスラーフスキイを切り離す実験をやってのけ、メイエルホリドと共同で仕事をするのを夢見ていたワフターンゴフは、スタニスラーフスキイともメイエルホルどとも違うワフターンゴフ流の演劇を創造した。
目次
第1部 演劇論・日記・覚え書(メモ帳から;レオポリド・スレルジーツキィへの手紙;日記から;学生の研究劇場への手紙;モスクワ芸術座研究劇場の『印象記』から ほか)
第2部 同時代の回想(天才の運命;ワフターンゴフについて;ワフターンゴフとの出合い;未来を見つめた演出家;芸術への執念;『トゥーランドット姫』;後書きにかえて ワフターンゴフの切り開いた道;ワフターンゴフの人生と作品―年譜)