「ママ・ごめんね」シリーズ アッコに会えてよかった―あっ子と母親と先生の交換日記・文通

植木 誠【著】/植木 亜紀子【遺文】/和田 春奈【画】

教研学習社（1998/02発売）

• サイズ A5判／ページ数 174p／高さ 22cm
• 商品コード 9784905717157
• NDC分類 K916
• Cコード C8095

内容説明

アッコちゃんは三歳で白血病とわかり、八年間、病と戦い十一歳の春「ママ、ごめんね」のことばを残して亡くなった。アッコちゃんをめぐる多くの人たちとの生涯忘れ去られることのない絆は、どのようにして作られ完成されていったのか、心あたたまる話。小学校・中・上級以上向。

目次

第１章　ママとの愛情日記のおもしろさ
第２章　五年生になり学校・在宅（家にいる）日記
第３章　病と共生（ともに生きる）日記
第４章　アッコちゃんと級友との超激励のメッセージ
第５章　ハゲ、アッコ、と自分をさらけ出した手紙
第６章　アッコちゃんの末期（人生のおわりになる）日記
第７章　天国への階段を登りつつある日
終章　天国へのかけはしとなって―私は、あなたが大好きでした

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[愛希穂]

泣いてしまった。 ３歳の時に白血病を発症し、１１歳（５年生の３月）で亡くなったアッコちゃんの日記。 小学生の女の子が、本当に前向きに辛いガン治療に向き合っている。 自分のことだけでも精一杯なのに、友達やお医者さんへの心遣いも忘れていない。 この強さは、どこから来るのか

2010/08/11