内容説明
第2巻では、予科練の誕生に至る経緯、予科練の歩み、制度の変遷などの流れの中に、練習生の心象風景を捕えることに視点をおき、追浜に於ける練習生たちの平穏な日常生活、霞ケ浦湖畔への移転、土浦航空隊の開隊、丙種制度の誕生を初め、悲喜交々あやなしつつ過ぎて銃く日々の生活や年中行事の中に、練習生の息吹きの再生を試みた。
目次
日中和平ならず〈昭和13年〉
朝の15分
土曜日の夜
練習生の日曜日
操貞別適性検査
戦局の進展と予科練教育の推移(昭和13年)
若鷲たちの勇戦
内外の状勢(昭和14年)
追浜から霞ケ浦へ
予科練体操
奥地攻撃と補給路遮断作戦(昭和14年)
号令演習
事変4年めに入る(昭和15年)
甲種第六期飛行予科練習生の入隊 甲種第三期飛行予科練習性の卒業〔ほか〕
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