内容説明
そのひと言、このセンスで人は変われる。「江戸しぐさ」は「今しぐさ」。
目次
1 話しことばのしぐさ このひと言であなたは愛される(呼ばれたら、元気よく一度だけ「はい」と返事をしましょう;「どうぞお楽に…」で、相手の気持ちを思いやりましょう;「すみません」でお詫び、「ありがとう」で感謝の気持ちを伝えましょう ほか)
2 お付き合いからビジネスまでのしぐさ しぐさ次第で話しことばのレベルが上がる(お付き合いしぐさ;往来しぐさ;ビジネスしぐさ)
3 自分を磨くしぐさ ことばとしぐさは「心映え」から生まれる(「お心肥やし」で心の知能指数をアップしましょう;ものごとを陽にとらえましょう;三つ心、六つ躾、九つことば、十二文、理十五で末決まる ほか)
著者等紹介
越川禮子[コシカワレイコ]
江戸しぐさ語りべの会主宰。(株)インテリジェンス・サービス取締役社主。1926年東京都生まれ。86年アメリカの老人問題をルポした『グレイパンサー』で潮賞ノンフィクション部門優秀賞受賞。その後、江戸しぐさの伝承者、芝三光氏に出会い師事。江戸しぐさの語りべとして、執筆・講演など精力的に活動中。2007年、「NPO法人江戸しぐさ」理事長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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もも
5
ほんのちょっとのことだけど、できる人とできない人の差は歴然。気遣いができる人って誰にでも愛されるし、毎日を満たされた気持ちで過ごすことができるので、一つ一つ倣って自分のものにしていきたい。2016/12/09
やまてる
3
“感性”これこそが、生活する力。学力より大事だ。“粋”を大切にした江戸しぐさは、互いに助けあい、共に生きるという精神。ご近所付き合いが少なくなった今の時代だからこそ、もう一度見直す必要がある。足を踏まれたら「うかつあやまり」で応じる、という足を踏まれた方もあやまるお互いさまの心が大切だ。「釘を取ってきて」と言われて、釘だけ持っていったら「かなづちも持ってくるものだ」とたしなめられた、なんて現代っ子には多いのではないだろうか。周りへの配慮を日々磨いていかなければならない。2012/09/14
ダンゴ☆ルッチ
2
なにも特別なことをするわけではない。大事なのは自分の感性を磨くことなんだな~と思いました。本もすごく読みやすいです♪2014/10/17
りみ
2
こういう時はこう!と言った、形だけの会話術ではなくて、仕草は思草、マナーと癖など、考え方や成り立ちもわかりやすく書かれていた。やっぱり根本あってこそ。大切にしたいと思う。2014/02/06
satuyo
1
よくある会話術を紹介している本とは、また違う視点の本。これが出来るようになるには、やはり心からってところでしょうか。寝る前に読んで、潜在意識に取り入れれたらなぁと、思いました。センスとかいて感性、磨きたいですねぇ。2012/08/05