内容説明
近年のペットブームに伴い、いまや家族の一員となったペットと一緒に旅行をしたいという欲求は、年々強くなってきている。子供(15歳未満)人口よりも、犬と猫の飼育匹数のほうが多いという現状は、旅行営業、地域振興、観光客誘致にとって、無視することのできない現実である。低迷する国内旅行市場復活の起爆剤となる可能性を秘めているペット同伴旅行を「犬旅」と名づけ、その実態と旅行者の動向、これからの展望についての調査・研究を当「旅の販促研究所」の自主研究として実施した。
目次
第1章 「犬旅」とは何か
第2章 日本のペット事情
第3章 ペットビジネスの現状
第4章 犬旅の対応と現状
第5章 犬旅の実態
第6章 犬旅の意向
第7章 ペット同伴宿の実態
第8章 海外犬旅の実態と意向
第9章 犬旅のこれから
著者等紹介
安田亘宏[ヤスダノブヒロ]
旅の販促研究所所長((株)ジェイ・アイ・シー執行役員)。1977年JTBに入社。旅行営業、添乗業務を経験後、本社、営業本部、グループ会社で販売促進・マーケティング・商品開発等の実務責任者を歴任。06年4月より現職。所属:日本観光研究学会会員、日本創造学会会員、日本旅行作家協会会員
中村忠司[ナカムラタダシ]
旅の販促研究所副所長。1984年JICに入社。88年JTBに出向、CI導入・ブランディングを担当。JIC復帰後、旅行・観光関係の企画・プロモーションを担当。06年4月より現職。所属:日本地域資源学会会員
吉口克利[ヨシグチカツトシ]
旅の販促研究所主任研究員。1990年日本統計調査(株)に入社。マーケティングリサーチャー・調査ディレクターとして旅行・観光関連等多領域のリサーチ業務を担当。06年11月JICに入社し現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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