内容説明
旅の目的の上位に「食」がこの10数年あげられている。その土地に行って「本場」の料理を「本場」で食べてみたいという欲求は強く、すべての旅行の大きなモチベーションとなっているといって過言ではない。「食」は重要な観光資源として注目をされており、新しい「食」を創造し、アピールしている都市もある。このような「食」を観光資源とした「フードツーリズム」を「食旅」と名づけ、その実態と旅行者の動向、これからの展望についての調査・研究を当「旅の販促研究所」の自主研究として実施した。
目次
第1章 「食」と「旅」
第2章 「食旅」とは何か
第3章 国内食旅の実態と意向
第4章 国内食旅都市の分類
第5章 国内食旅の事例
第6章 海外食旅の実態と意向
第7章 海外食旅都市の分類
第8章 海外食旅の事例
第9章 「食旅」の取り組みと効果
著者等紹介
安田亘宏[ヤスダノブヒロ]
旅の販促研究所所長((株)ジェイ・アイ・シー執行役員)。1977年JTBに入社。旅行営業、添乗業務を経験後、本社、営業本部、グループ会社で販売促進・マーケティング・商品開発等の実務責任者を歴任。06年4月より現職。所属:日本観光研究学会会員、日本創造学会会員、日本旅行作家協会会員
中村忠司[ナカムラタダシ]
旅の販促研究所副所長。1984年JICに入社。88年JTBに出向、CI導入・ブランディングを担当。JIC復帰後、旅行・観光関係の企画・プロモーションを担当。06年4月より現職。所属:日本地域資源学会会員
吉口克利[ヨシグチカツトシ]
旅の販促研究所主任研究員。1990年日本統計調査(株)に入社。マーケティングリサーチャー・調査ディレクターとして旅行・観光関連等多領域のリサーチ業務を担当。06年11月JICに入社し現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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