内容説明
現場の太陽の光と風、雨、雪、音までも肌で感じながらスケッチ。世界遺産・高野山の32か所の見どころを絵とエッセイで紹介。
目次
江戸時代に建立された高野山の総門夕陽百選にも選ばれた重要文化財―大門
大門近くにあって、多くの人々の信仰をあつめるご利益あらたかなお地蔵さま―お助け地蔵
高野山七弁天のうち、最も古い歴史を誇る弁財天―祓川弁財天
高野山の入口にあたる地区であり、大門、大伽藍などの主要な堂塔が位置する―西院谷
大伽藍の西端にあり、高野山の地主神である高野明神を祭祀する明神社―御社
真言密教の学問修行に関する法会が行われる御社の拝殿―山王院
弘法大師の持仏堂と伝えられ、奥の院とならぶ高野山二大聖域のひとつ―御影堂
悟りを開いて天上に昇られた如法上人伝説を今に伝える霊木―登天の松と杓子の芝
高野山での恒例法会の多くが行われる一山の総本堂―金堂
高野山内最古級の堂宇であり、多くの謎とロマンを秘めた国宝建造物―不動堂〔ほか〕
著者等紹介
藤原重夫[フジワラシゲオ]
八浄寺画匠法眼位。法名・祐寛。1940年、和泉市に生まれる。元日本南画院理事、京都墨彩画壇審査員で、大阪府文化財愛護推進委員、和泉市文化財保護委員を務める。素朴で味わい深い画風でひろく支持され、個展開催は二十回を数える。作家賞、文化賞、文芸賞、院賞、会長賞、よみうりテレビ賞、大阪市教委賞、橋村賞、楯彦賞をはじめとする多数の受賞作を生み出す
山口文章[ヤマグチブンショウ]
1961年、高野山に生まれる。京都府立大学農学部林学科、同大学院農学研究科林学専攻博士課程を経て1989年、大阪市株式会社大一商店林業部入社。1993年、高野山真言宗・総本山金剛峯寺奉職、その後、企画室課長、教学部講社課長、山林部山林課長として勤務。2003年より財団法人高野山文化財保存会・高野山霊宝館課長として勤務、現在に至る。博物館学芸員。高野山報恩院副住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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