出版社内容情報
《内容》 〈本書は,次のような問題を抱えている看護職の特効薬です〉 ・看護研究をまとめなければならない ・調査研究はやったことがないので不安 ・できればパソコンで集計がしたい ・何から手をつけたらいいのかわからない ・文献検索の方法がわからない ・どんな統計ソフトを使えばいいの? ・テーマを決めるのにいきづまった ・アンケートの内容はどうやってつくるの? ・効果的な発表の仕方がわからない 《目次》 第1章 調査研究って何だろう第2章 調査研究のすすめかた第3章 パソコンを使ったデータの処理第4章 インパクトのある発表のしかた 付章 尺度の紹介
内容説明
本書の目的は、調査研究をすすめていく上で必要不可欠な要素を盛り込んで調査研究のすすめかたを紹介することにあります。また本書の特徴としては、調査研究を行なう目的を明確にした上で、パソコンというツールを使って集計や効果的なプレゼンテーションの手法も紹介しています。
目次
第1章 調査研究って何だろう(調査研究との出会い;χ2検定って何だろう;確率論ってなあに;χ2検定の計算)
第2章 調査研究のすすめかた(テーマが思いつかないとき;調査研究の講義を聞く;再び看護学校時代の先生のもとを訪ねる)
第3章 パソコンを使ったデータの処理(Excel(エクセル)ってなあに、Excelってどこにある
Excel事始め
美奈子、Excelの関数を使って集計をする
美奈子、Excelで散布図を作成する ほか)
第4章 インパクトのある発表のしかた(美奈子、先生のメールでPowerPoint(パワーポイント)を知る
美奈子、PowerPointのスライドを見てみる
美奈子、PowerPointの基本的な使いかたを知る
PowerPointのコツを先生から教わる)
著者等紹介
高柳良太[タカヤナギリョウタ]
社団法人賛育会賛育会病院助産婦学校講師。郵政大学校非常勤講師。1993年、東京学芸大学大学院(臨床心理学)修了。主な著作は『SPSS for windowsのやさしい使い方―基礎から学べばすべてがわかる 基礎編』(共著)アトムス、1998年
藤田智恵子[フジタチエコ]
埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科助手。1999年、筑波大学大学院(健康教育学)修了。1999年、筑波大学大学院(博士課程研究生)。主な著作は「人間ドック受診者の予防的保健行動と精神健康に関する因果分析」日本保健医療行動科学会年報Vol.14、メヂカルフレンド社、1999年。「精神健康とパーソナリティ特性に関する研究―人間ドック受診者を対象に」日本精神保健社会学会年報Vol.5、日本精神保健社会学会、1999年
藤田和夫[フジタカズオ]
社団法人日本看護協会調査・情報管理部調査研究課係長。1983年、大正大学大学院(臨床心理学)修了。1985年、国立精神衛生研究所(社会精神衛生部)修了。主な著作は『日本看護協会調査研究報告』日本看護協会出版会、1985年より。『感性を高めるカウンセリングマインド』看護の科学社、1995年。『こころの看護』(共著)医学書院、1998年。『保健医療行動科学事典』(共著)メヂカルフレンド社、1999年。『働く人のストレスサバイバル』(共著)明石書店、2000年
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