内容説明
ヤミカルテルを内部告発して28年、ついに会社を提訴した社員!告発直後、「トナミ運輸」は社員を隔離。草むしりと雑用しか与えず、昇給も停止。その28年にわたる長期差別と、運輸会社の実体を明らかにする。「ホイッスルブロー」法を促す痛哭の書。
目次
序 我が心に恥じるものなし
1 岐阜での営業活動
2 ヤミカルテル告発へ
3 会社側の攻撃
4 私の生い立ち
5 育英奨学生としての学生時代
6 私の尊敬する人
7 窓際族となって
8 提訴
著者等紹介
串岡弘昭[クシオカヒロアキ]
1946(昭和21)年富山県新湊市生まれ。1970(昭和45)年、明治学院大学法学部卒業。同年トナミ運輸株式会社に入社。東京支店横浜営業所、埼玉県桶川営業所、三重県四日市営業所、名古屋支店岐阜営業所、東京本部勤務を経て、現在、富山県大門町の教育研修所勤務。1974(昭和49)年、トラック輸送業界の闇カルテル、不正運賃を内部告発。この行為により、以後会社から仕事を与えられず、昇格しなかったとして、2002年1月29日、勤務先であるトナミ運輸を相手取り、慰謝料など総額4800万円の損害賠償を求める訴訟を富山地裁に起こした
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感想・レビュー
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- 和書
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