内容説明
日本各地で、旧満州で、フィリピン・ミンダナオ島で。それぞれの「八月十五日・終戦の日」。澤地久枝(作家・14歳)、曽野綾子(作家・13歳)、アントニオ古賀(ギタリスト・歌手・5歳)、ほか全19人寄稿(年齢は終戦当時)。
目次
この本の寄稿者が八月十五日(終戦の日)を迎えた場所
「さぁ、畑だ」(小島八重子)
「焼け跡の一軒家」(大熊禮子)
「14歳(フォーティーン)」(澤地久枝)
「戦争負けたよね」(山口美代子)
「滑空訓練所で迎えた8月15日」(本間愼)
「平和の中の最初のお使い」(曽野綾子)
「僕等の八月十五日」(井出孫六)
「私の八月十五日そして自宅接収」(山本富士子)
「乾草三百貫」(木村孝)
「ミンダナオのジャングルの中で」(藤田信子)
「私の八月十五日」(酒井一郎)
「私の八月十五日」(観世広)
「八月十五日と私」(小石新八)
「心の中に平和の砦を築こう」(原田茂)
「五歳の記憶」(熊谷峰治)
「2度の葬式」(アントニオ古賀)
戦後世代による「私の八月十五日」