内容説明
江崎玲於奈(物理学者、20歳)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト、5歳)らが寄稿。コシノヒロコ(ファッションデザイナー、8歳)、安藤忠雄(建築家、3歳)は自ら描いた絵を掲載。加藤登紀子(歌手、1歳)に表紙絵・ちばてつや。
目次
全島虚無状態(金子兜太)
これであの子たちは大丈夫(池田武邦)
その日“8月15日”(大中恩)
今語る八月十五日(江崎玲於奈)
終戦前後の日本(石坂公成)
原子爆弾と終戦(下村脩)
私の八月十五日(佐々木都)
草いきれのどぶ道(畠山哲明)
私の八月十五日(相澤陽一)
消えない二つの音(櫻井昭)
ぼくの八月十五日(田中和雄)
お百度参り(さねとうあきら)
八・一五が遺したもの(村山稔)
空襲と、八月十五日と。(北村総一朗)
明るい夜の記憶(中村桂子)
何しろもう嫌(コシノヒロコ)
空襲警報―サイレンの音が忘れられない(鳥越俊太郎)
戦後の記憶(安藤忠雄)
「ここは私の街だから」(加藤登紀子)
私の8月15日(山根祥利)