縄文人から「新縄人」・ロープスキッパーへのなわとび学

稲葉茂勝/生山ヒジキ

今人舎（2016/10発売）

• サイズ B5判／ページ数 56p／高さ 27cm
• 商品コード 9784905530633
• NDC分類 K781
• Cコード C8075

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[真香@ゆるゆるペース]

図書館本。なわとびが大好きな息子に。なわとびの歴史から、あまり知られていない技まで紹介。ロープスキッピングとか、なわとび検定なんてあるの知らなかった… 普段あまり本を読まない息子が珍しく食いついて読んでいて、技をマスターしたいとのことだったので、誕生日も近いから結局その後購入。なわとび関連の文献は少ないので、子供も大人もなわとび好きな人は一読の価値アリ。

2019/04/20

[更紗蝦]

なわとびの歴史、世界のなわとび、なわとびの技などが、少ないページの中で上手くまとめられていて、コンパクトながらも読み応えがあります。戦時下の日本で国策としてなわとびが奨励されていたこととか、「なわとび検定」は日本にしかなく、そもそも検定制度を作ってなんらかの物事を普及・発展させるのは日本独特のやり方であるということに言及しており、まさかなわとびを通して日本という国の在り方について考えさせられることになるとは意外でした。できれば集団なわとびを感動ポルノ扱いする日本のメディアのやり方にも触れてほしかったです。

2020/03/10