内容説明
戦後の混乱期から自民党創成期にかけて厚生大臣、農林大臣、文部大臣などを歴任した保守政治家が、明治、大正、昭和三代を振り返る。“党人派”の面目躍如。
目次
第1章 生い立ち、早稲田遊学
第2章 新聞記者時代
第3章 大隈侯の思い出
第4章 政界へ
第5章 浜口内閣から斎藤内閣まで
第6章 動乱の時代、そして終戦
第7章 占領から復興時代へ
第8章 追放、再び政界へ
第9章 先人、盟友をしのぶ
著者等紹介
松村謙三[マツムラケンゾウ]
1883(明治16)年、富山県生まれ。早稲田大学政治経済学科卒業後、報知新聞社入社。福光町会議員、富山県会議員を経て、1928年に第16回衆議院議員総選挙(第1回普通選挙)で当選。戦前は連続6回当選(立憲民政党)。戦後いったん公職追放になるものの、解除後に改進党、自由民主党に所属して衆議院議員総選挙で連続7回当選。厚生大臣、農林大臣、文部大臣を歴任。1971年8月21日、88歳で逝去
武田知己[タケダトモキ]
大東文化大学法学部教授。2000年東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程中途退学、博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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