内容説明
´Etatとは何か。歴史学と社会学の絶えざる対話の成果―国民国家研究の基本書。
目次
第1部 社会学理論における国家(古典社会学の直観;現代の支配的社会学の挫折)
第2部 国家・社会・歴史(国家・分業・資本主義;国家と社会構造;国家・文化・分離;国家の伝播:ヨーロッパから従属社会へ)
第3部 現代社会における国家・中心・権力(国家による統治:官僚制をもった権力;市民社会による統治:官僚制の弱さ)
著者等紹介
バディ,ベルトラン[バディ,ベルトラン] [Badie,Bertrand]
1950年生まれ。専門は国際関係論。現在、パリ政治学院教授、国際関係研究所(CERI)所属。2006~2009年には世界政治学会(IPSA)の副会長も務めた
ビルンボーム,ピエール[ビルンボーム,ピエール] [Birnbaum,Pierre]
1940年生まれ。専門は政治社会学、フランス近代史。パリ第1大学政治学とパリ政治学院で教授を務めながら、ニューヨーク大学やコロンビア大学でも教え、現在、パリ第1大学名誉教授
小山勉[オヤマツトム]
1936年生まれ。新潟大学法学部教授、九州大学法学部教授ののち福岡大学法学部教授。2006年没
中野裕二[ナカノユウジ]
1963年生まれ。現在、駒澤大学法学部教授。専門は政治社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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