歴史鉄道 酔余の町並み

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  • サイズ A5判/ページ数 235p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784905447009
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0076

内容説明

歴史の町へ時を重ねた鉄道に乗って降り立てば、由緒ある武家屋敷やずらりと並ぶ土蔵、波うつような「うだつ」に昔なつかしい道具の並ぶ商家の店先…歩き疲れたあとは、風情あるお店で地物を肴にちょっと一杯。たっぷりの写真とともに綴る、笑顔になれる大人旅。歴史の薫る町、全国31県43か所を紹介。

目次

函館本線小樽駅―発展の生き証人 鉄道と小樽運河(北海道小樽市)
奥羽本線弘前駅―弘前 地域住民が支えた武家屋敷群(青森県弘前市)
弘南鉄道弘南線黒石駅―江戸時代から残る黒石のこみせ(青森県黒石市)
IGRいわて銀河鉄道一戸駅―輝いた昭和を色濃く残す一戸町(岩手県一戸町)
奥羽本線十文字駅―蛍町と呼ばれる増田町(秋田県横手市)
山形新幹線かみのやま温泉駅―上山温泉街のとなりは武家屋敷(山形県上山市)
常磐線亘理駅―重厚な土蔵造り 亘理の商家(宮城県亘理町)
只見線/会津鉄道七日町駅―歩けば幸せに出会う七日町通り(福島県会津若松市)
磐越西線喜多方駅―蔵の町 喜多方(福島県喜多方市)
両毛線栃木駅―地道な保存運動が開花した栃木(栃木県栃木市)〔ほか〕

著者等紹介

米山淳一[ヨネヤマジュンイチ]
1951年神奈川県生まれ。獨協大学外国語学部英語学科卒。岸信介事務所を経て、財団法人日本ナショナルトラスト事務局長を務める。全国で保存・活用・再生を手がけた歴史・自然遺産多数。現在「地域遺産プロデューサー」として、歴史を活かしたまちづくりや地域活性化プロジェクトを各地で推進。一般社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)常務理事・事務局長、一般社団法人日本茅葺き文化協会理事、日本鉄道保存協会顧問、獨協大学オープンカレッジ講師、「大鉄道博覧会」(東映)企画プロデューサー、映画「僕達急行A列車で行こう」(東映)鉄道アドバイザー、稲荷山地区伝統的建造物群保存対策調査委員会委員、日本交通協会会員、交通ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nonpono

47
題名の「酔余」が知らない言葉で、酒に酔った上という意味らしい。好みな本。鉄道、美味しいものに地酒、旅と。電車に乗り、日本各地の重要伝統的建造物保存地区を訪ねるのがテーマである。地方では車社会でありバスや電車の本数にあっけにとられることがあるが、わたしはバスや電車が好きだ。車窓からの景色を眺めながらぼんやりしたい。読めば電車を拠点とした旅もたくさんある。母のふるさとで長年、通勤した神田駅の高架下での筆者は飲む、「焼き鳥と電車のジョイント音にコップ酒が浸みわたる。今宵も芳醇な時が過ぎてゆく。」と。すてきだ。2025/06/01

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