内容説明
クリミアの悲劇を繰り返すな!日本人に伝えたい!ウクライナ、自由を守る戦い―。
目次
第1章 国を守るということ―ウクライナの教訓
第2章 日本人が知らない共産主義の恐怖
第3章 日本に魅せられて―私がウクライナ語版『古事記』を出す理由
著者等紹介
ナザレンコ,アンドリー[ナザレンコ,アンドリー] [Nazarenko,Andrii]
1995年、ウクライナ東部のハリコフ市生まれ。ハリコフ・ラヂオ・エンジニアリング高等専門学校の「コンピューター・システムとネットワーク・メンテナンス学部」で準学士学位取得。2013年11月~14年2月、首都キエフと出身地のハリコフ市で、新欧米側学生集団による国民運動に参加。2014年3~7月、家族とともにウクライナ軍をサポートするためのボランティア活動に参加。同年8月に来日。日本語学校を経て、現在、大学で経営学を学ぶ。ウクライナ語、ロシア語のほか英語と日本語にも堪能。『自由を守る戦い―日本よ、ウクライナの轍を踏むな!』が日本語書籍としてはデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
30
近年のロシア・ウクライナ問題におけるメディア出演も多いアンドリー・ナザレンコさんの著書。日本とウクライナは歴史的背景や、国内事情は全く異なっているのだが、「平和ボケ(ウクライナの場合はろロシアのクリミア侵攻まで平和ボケしていた)」という点で共通点があり、本書では、国防の重要性や共産主義思想の危険性などが語られる。ロシアのクリミア侵攻前と、現在の日本は結構よく似ていて、ロシア・中国・北朝鮮などの国が近くにある日本は、将来的にクリミアと同じようになる可能性もあり、ウクライナから学べることは多い。2022/04/03
やじ
15
2019年5月に公開憲法フォーラムに登壇したナザレンコ氏。見事な日本語で日本人の安全保障に警鐘を鳴らしたスピーチは素晴らしかった。ウクライナは今まさにウイグル等で行われている事を体験してきた国だ。侵略、占領、言語の制限、民族浄化、歴史泥棒。ソ連崩壊で独立を果たしたが、核兵器を放棄し自国の安全を他国に委ねた結果、ロシアに再度侵略された。また日本人が知らない共産主義の恐怖についても一章を使い詳しく触れている。この本を世界史の副読本とし、教育に組み込めたら…。10年後日本は確実に変わるだろう。2019/12/19
Yuji
1
ウクライナ視点からのウクライナの近代史に関しては勉強になったが、極右日本会議の主張が添えられてるのは残念。2022/03/27
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