飢餓陣営叢書<br> 次の時代のための吉本隆明の読み方 (増補言視舎版)

個数:
  • ポイントキャンペーン

飢餓陣営叢書
次の時代のための吉本隆明の読み方 (増補言視舎版)

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月28日 14時37分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784905369349
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0395

内容説明

吉本隆明が不死鳥のように読み継がれるのはなぜか?たんなる追悼や自分のことを語るための解説ではない、ステレオタイプの礼賛でもなく、もちろんクサすための批評でもない。読めば新しい世界が開けてくる吉本論、大幅に増補して、待望の復刊。

目次

第1部 「座標」という発想のゆくえ(「マチウ書試論」のモチーフと発想;『言語にとって美とはなにか』のモチーフ;『心的現象論序説』について;「身体・生命・エロス」と神戸事件;「おくれ」の問題について;これから吉本隆明を「読む」ことをめぐって)
第2部 「地図」を求めて(地図がわかるとはどういうことか;『共同幻想論』と『古事記』;「転向論」から『共同幻想論』へ;『ハイ・イメージ論』と世界視線;「支え手」としての共同体)

著者等紹介

村瀬学[ムラセマナブ]
1949年京都生まれ。同志社大学文学部卒業。現在、同志社女子大学生活科学部教授

佐藤幹夫[サトウミキオ]
1953年秋田県生まれ。75年國學院大學文学部卒業。批評誌『飢餓陣営』主宰。現在、更生保護法人「同歩会」評議員、自立支援センター「ふるさとの会」相談室顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yutaro sata

31
『共同幻想論』の対幻想を、ブラザーの問題として考えるところなどが面白い。兄弟分、という立て方で共同体が拡大していく。 また、この本は、地図や座標といった言葉が中心軸になっているのだが、その軸から、吉本さんの仕事を、どう世界を見、異なるものを繋ぎ合わせていくかの試行の過程として捉える、という村瀬さんの理解の仕方があり、その仕方に素直に沿っていくと、分かりやすくなることも多い、と感じた。2023/12/30

マッピー

3
吉本隆明を読み解くための思考や思想を説く本ではなく、どちらかというと、村瀬学の思想を補強するためにうまく吉本隆明を使っているように読めた。興味深かったのは視線の話。「垂直からの世界視線」は身の丈の視線。 「上から見る目」は空間的な高みを表わしているだけではなく、「時間を見渡す目」でもある。1階から2階、2階から3階と、費やされた時間を上から一望できるというイメージで。だから権力者は上から下を見渡したがる。身の丈の視線を忘れず、なおかつ上から見る目を感じ続けること。煽られて自分を見失うことがないように。2016/12/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4854422
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。