目次
第1部 都市の空閑地を考える(空閑地の都市問題―周辺の土地利用といかに有効に連携させるか;空閑地・空き家と生物多様性―野生動物と人間生活が重複する空間をどう考えるか;空閑地と密集市街地;空閑地の農的活用事例と住宅地の「安全・安心」への貢献の可能性;都市のレジリエンスを高める空閑地の活用事例;空閑地と都市財政―修正すべき相続税などの税制の歪み;戸建住宅地における空閑地のデザイン―「縮んで増やす」ための模索;空閑地を活かした都市の未来像―新たなガーデンシティの形成に向けて)
第2部 都市の空き家を考える(空き家の都市問題;空き家の現状と課題―マクロデータとケーススタディを通じて見えてきたもの;空き家ゾンビを如何に退治したら良いのか?―市場機能の強化と放置住宅の解消;空き家と住宅政策;マンションにおける空き家予防と活用、計画的解消のために;住宅政策と空き家問題;空き家問題と地域・都市政策;老朽マンションにおける空き住戸問題―旭化成不動産レジデンス(株)のマンション建替えの事例に見る建替え前のマンションの実態
わが国の空き家問題(=地域の空洞化)を克服するために―ドイツの実例に学ぶ)
著者等紹介
浅見泰司[アサミヤスシ]
東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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