内容説明
最高傑作メッシの影に隠れた市民クラブゆえの愛憎劇と権力闘争、放漫経営、理念喪失の危機…“クライフイズム”がもたらしたのは成功だけではなかった―教祖クライフの哲学をカンテラまで浸透させ、勝利と信念を同時に追求する唯一無二のスタイルで一世を風靡したバルセロナ。その美醜を戦術、育成、移籍から文化、社会、政治まであますところなく解き明かす!
目次
第1部 大聖堂の裏側(バルサに触れ、バルサを知る;「バルサの館」名士録)
第2部 ザ・創造者(足で語った男;FCバルセロナ(教祖ヨハン・クライフ作) ほか)
第3部 黄金期2008‐2015(身長不問の寄宿学校、アカデミー以上の存在;リオネル・メッシの摩訶不思議 ほか)
第4部 ザ・タレント(“タレント”とは;“絶対才人制” ほか)
第5部 大聖堂の崩壊(移籍市場の悲喜劇;盗まれたマシア ほか)
著者等紹介
クーパー,サイモン[クーパー,サイモン] [Kuper,Simon]
ベストセラー『Soccernomics』の共著者。ウィリアム・ヒル主催の年間スポーツ本大賞を受賞した処女作『サッカーの敵』(白水社)は、サッカー関連書籍の名著として広く知られる。かつては英国の『タイムズ』紙と『オブザーバー』紙でフットボールコラムを担当し、現在は英紙『フィナンシャル・タイムズ』のコラムニスト
山中忍[ヤマナカシノブ]
1966年生まれ。青山学院大学卒。94年に渡欧し、駐在員からフリーライターに。第二の故郷である西ロンドンのチェルシーをはじめ、「サッカーの母国」におけるピッチ内外での関心事を、時には自らの言葉で、時には訳文として綴る。英国スポーツ記者協会およびフットボールライター協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Isamash
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スプリント
Iwata Kentaro
TK39