戦術リストランテ

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784905349037
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0095

内容説明

チャンピオンズリーグで1トップが増えた理由は?最強バルセロナに勝つための方法は?「タイトル請負人」モウリーニョは、本当に守備的なのか?天才監督ビラス・ボアスは師匠を超えられるのか?なぜ香川真司は、ドイツでブレイクできたのか?海外サッカー週刊誌「footballista」人気連載、待望の書籍化。

目次

第1章 新戦術が誕生するメカニズム(「4+4」+αの時代。1トップ隆盛のカラクリ;バルセロナに見る、ビルドアップの新方式)
第2章 打倒バルセロナのシナリオ(弱者のお手本。コペンハーゲンの“マラソンプレス”;アーセナル、ハイライン&プレッシング戦術の功罪 ほか)
第3章 モウリーニョの真実(レアル・マドリー1年目は成功だったのか?;“スペシャル・ワン”の真骨頂。CL決勝インテル対バイエルン ほか)
第4章 個を生かす戦術(マンチェスター・ユナイテッド、戦術を超えた戦術;イブラヒモビッチは、ミランを変えるのか?)
第5章 異端の戦術(アーセナル、原則を進化させたパスサッカー;“後の先”を狙うドルトムント ほか)
第6章 戦術史

著者等紹介

西部謙司[ニシベケンジ]
1962年9月27日、東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒業後、会社員を経て、学研『ストライカー』の編集部勤務。95~98年にフランスのパリに住み、欧州サッカーを取材。02年にフリーランスとなる。06年の『footballista』創刊時から「戦術リストランテ」を連載中で、同誌が主催する各種サッカーイベントにも多数出演している。東京都シニアリーグで現役続行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

19
戦術について彼の著者は何冊読んでも、その時はわかった気になるが、整理した理解には落とし込めない。ただ、懐かしい時代の選手も多く登場して、古い作品の良さも感じられる。また78年WCから本格的に見てきた人間としては、大昔の逆クリスマスツリー的なFW満載のシステムも図示されていて楽しめた。自分でこの本の内容を説明する未来は見えてこないが、楽しく読んで行きたい。2024/09/30

あちゃくん

7
西部さんの本を読むと、(この本に書かれているのは、ヨーロッパの最新トレンドだけれども、)実際にスタジアムに行って、自分の目で見ていろいろ検証したくなります。1年目の香川のドルトムントについてはなるほどと思いました。もうすでに別のところでは書かれていることとは思いますが、シャヒンが抜けた後のドルトムント2年目の香川の論評についても読んでみたいです。2012/04/30

YOS1968

6
欧州サッカー、特に最近のバルセロナの戦術の完成度に対する他のクラブチームの戦術を解説している。戦術とは決まり事で、チームを勝利に導くための監督の方針であるが、その洗練度はバルサに勝るものはない。多くのチームが挑んでは苦汁をなめる事態に陥っている。それではそもそも戦術とはなにかを歴史を追いながら、サッカーのゲーム性、戦略性を言葉で解説してくれる。2011/12/26

ジュンジュン

5
雑誌連載のコラムを10/11シーズンを中心にまとめたもの。ちょうど黄金時代のペップバルサを中心に、世界デビューした香川のドルトムント他名門クラブを解説。2019/03/11

yuya

4
いちばん面白かったのは最後の木村さんと西部さんの対談の部分。戦術と聞くとどうしてもシステムに行き着いてしまいがちだけど、システムはあくまでも点を取るためのものであって、それが全てではないということ。スペインやフランスでは日本ほど一般の方が戦術論を戦わせることもないことには驚いた。確かにフランス留学していた頃には、そこまでメディアで戦術論について取り上げられていなかったかもしれない。どちらかというとゴシップとかの方が多かった気がする。2017/09/30

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