内容説明
音楽に耳をすますように、歴史にむきあうこと。城郭史の大家で、神道、茶の湯、能楽にも通じた哲学教授は、現地踏査と芸術的直感によって豊臣秀吉の深層に迫った。
目次
第1章 豊臣女系図
第2章 国学者と豊臣一族
第3章 桃山時代の精神
第4章 大坂城の遠景
第5章 日本芸能史のなかの秀吉
第6章 千成瓢箪と水の呪術
第7章 安土城は古墳か
第8章 水へのまなざし
著者等紹介
櫻井成廣[サクライナリヒロ]
東京生まれ。東京帝国大学文学部哲学科を卒業、青山学院大教授などを歴任、哲学、論理学を講ずる。日本城郭協会理事、城郭史学会理事を務めるなど、城郭研究における指導者としても活躍。1995年、93歳で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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