内容説明
国内外のコンクールで数々の受賞歴を持つフルート・ピッコロ奏者の著者が12年にも渡るヨーロッパの国々での留学生活を綴る。憧れ続けたイギリスでの初めての留学生活、共産主義体制崩壊後の東欧の厳しい現実、数々の素晴らしい先生達との出会い、コンクールや試験の重圧、そしてそれを見守る家族との距離…懸命に走り続けた日々を描く。また、著者が暮らした国々での、ビールを愉しむ日常を記したコラム「ビール小話」も収録。音楽を志す人はもちろん、海外留学を目指す人、新たな一歩を踏み出そうとする人、全ての人に送る一冊。
目次
第1章 京都から世界へ
第2章 フルーティスト、ピアニストに習う―イギリスタンブリッジ・ウェルズ
第3章 デンマーク オップリュスニング「灯りをともすこと」
第4章 西欧から東欧へ―チェコ 時代に翻檄された人々
第5章 ベネルクスでの生活―ベルギーの音楽院とオランダの音楽院
第6章 イタリアの国際コンクール
第7章 イギリス/ウェールズへ―ヨーロッパのピッコロ事情
第8章 サー・ジェームズ・ゴールウェイとの出会い
第9章 再び京都へ
第10章 長岡京市文化功労賞
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