焼身自殺の闇と真相―市営バス運転手の公務災害認定の顛末

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焼身自殺の闇と真相―市営バス運転手の公務災害認定の顛末

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  • サイズ B6判/ページ数 275p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784905261377
  • NDC分類 366.99
  • Cコード C0036

出版社内容情報

本書は市営バス運転手の悲惨な焼身自殺事件をめぐる出色のルポルタージュである。解題=森岡孝二関西大学名誉教授

奥田雅治[オクダマサハル]
著・文・その他

内容説明

若い市営バス運転手の焼身自殺は何を物語っているのか。練達の映像ジャーナリストが、自殺の真相を求めて9年もの長きにわたり闘った両親に密着取材し、カメラをペンにかえて公務労働災害死の深層を抉り出した心を揺さぶる記録。

目次

プロローグ
第1章 若い市営バス運転手の焼身自殺
第2章 水野幹男弁護士と出会う
第3章 立ちはだかる大きな壁
第4章 支部審査会の歪んだ実態
第5章 真相究明は法廷の場に
第6章 真相が明らかに―高裁での逆転勝利
エピローグ

著者等紹介

奥田雅治[オクダマサハル]
1962年生。関西大学社会学部卒業。新聞社を経て毎日放送報道局次長兼番組部長。プロデューサーとしてドキュメンタリー番組の制作に携わる。名古屋市営バス運転手の焼身自殺の真相を追った番組「映像’13隠された事故~焼身自殺の真相を追う~」で2013年に第68回文化庁芸術祭賞などを受賞したほか、「映像’07夫はなぜ、死んだのか~過労死認定の厚い壁~」でギャラクシー賞、放送文化基金賞、地方の時代映像祭グランプリ、日本民間放送連盟賞、「映像’08息子は、工場で死んだ~急増する非正規労働者の労災事故~」でギャラクシー賞、坂田記念ジャーナリズム賞、「映像’10母との暮らし~介護する男たちの日々~」でギャラクシー賞、JNNネットワーク協議会賞大賞、坂田記念ジャーナリズム賞、「映像’16追い詰められた“真実”~息子の焼身自殺と両親の9年~」でギャラクシー賞など、新聞・テレビを対象とした各賞受賞作品を制作

森岡孝二[モリオカコウジ]
関西大学名誉教授、大阪過労死問題連絡会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ちょびねこ

2
市営バス運転手の焼身自殺の真相を求めて9年にわたり闘った両親に密着取材し書かれた本。昨日読んだ「不当逮捕」同様に大きな組織を相手に裁判で闘う事の大変さ思い知らされました。パワハラに労災、冤罪と盛り沢山で惨い自死に追い込まれた心中を察すると、涙が止まりませんでした。憧れだった市営バスの運転手にやっとなれたのに、その先には絶望が待っていたなんて。ご両親と一緒に闘われた水野弁護士や支援団体の皆様も素晴らしいです。賠償金もしかり市交通局からの謝罪を勝ち取って頂きたいです。本にして下さった著者にも感謝いたします。2018/04/08

いけ

0
組織と闘うことの難しさ、事実を捻じ曲げたり隠蔽することが、組織が大きければ容易にできることがよくわかる。 また、心が壊れていることは、当事者には分かりづらく、周りの人間が注意深くあらねばと考えさせられた。2018/04/20

jun

0
とあるルートから寄贈を受け、一気に読んだ。事案の概略を知っていることもあろうが、分かりやすく、また、それぞれの登場人物の心情がよく描かれ、出色のルポルタージュになっていると感じた。ただ、ご両親らが疑っているように被災者がパワハラ対象になっていたのか、それとも、本当にただの偶然が重なったせいなのか。この事件の「闇」は深いと感じた。2018/03/27

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